先日、リヨンで開催された技能五輪の応援要員に呼んでいただきました。リヨンは3回目ですが、1回目は大昔、2回目は視察のお手伝いで観光はせず・・・だったので、ここまで大都会だったとは思っていませんでした。
中州を挟むようにソーヌ川とローヌ川が流れ、西側には丘、東側には新市街地が広がっていて、一見ナントに似た感じがします。ナントとはしかし広さが圧倒的に異なり、様々な表情を持ち、美食の町としても知られるリヨン。ナントはジュール・ヴェルヌの生誕地ですが、リヨンにはサンテグジュペリがいます。ジュール・ヴェルヌの小説の登場人物に比べ、星の王子様のほうが、かわいいグッズを作りやすいかもしれません。フランスの地方都市としての観光資源は揃っています。
ただ、ひとつ思ったのは、街並みを背景とする「ヴォワヤージュ・ア・ナント」の夏の観光コースのような手軽な徒歩散策コースは、ナントのコンパクトな町づくりがあるからこそ、ではないでしょうか。
フルヴィエールの丘から見下ろすリヨン
古代アリーナ
サンテグジュペリと星の王子様の像