ロワイヤル・ド・リュックス

町の景観を舞台背景にしたスペクタクルを行う、ロワイヤル・ド・リュックスの公演を見に行きました。お城の城壁に登って、と思いましたが、同じ思惑を持った人々が殺到すると予想したらしく、城壁は進入禁止となっており、仕方なく登場するワンちゃんの眠っている水鏡方向へ。お目覚め予定時間の1時間前なのに、すごい人だかり…

来週から、他人様との対面での仕事がいくつかあるので、感染がまた増えてきているコ〇ナに罹らないよう密を避けなければと思い、さっさと帰宅。公式撮影の映像を観ました。

1980年代に造船業が60キロほど離れた海に面したサンナゼールに移転してから、失業者のあふれた人心の荒みがちだった町を盛り返すために採用されたナント市の文化政策が功を奏しています。町に活気を取り戻すために、引きこもりがちだった人々をとにかく外に出てもらい、文化に触れてもらおうと、家族そろって楽しめる街並みを舞台にしたスペクタクル(もちろん無料)、それまで敷居の高かったクラシック音楽コンサートを公演時間を短く&料金も抑えて、気軽に聴くためのフォルジュルネ音楽祭など様々なイベントに予算を費やし、そして優れたクリエーターたちが真価を発揮する場所を提供しています…ラマシンのゾウもその一環です。

「箱もの」にお金をつぎ込むのではなく、「過去の思い出を大切に残しながら未来を向く」のがポリシーということで、ラマシンの本拠は旧造船所跡地を活用しています。ロワイヤル・ド・リュックスとラマシンの関係については、また別の機会に。

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