先日、ナント島クリエーション街区にあるホール1&2で、ヴォワヤージュ・ア・ナントの関係者やガイドを集めた今夏イベントの紹介に参加してきました。
ナント美術学校の正面にある、造船所関連産業施設跡地を使った多目的ホール
下はナント美術学校。学生さんたちがコンクリートの地面に何か描いています。
美術学校の中には、この辺り一帯で造船所関連事業が営まれていた時に使われていたクレーンがそのまま残されています。「過去を残しつつ将来に目を向ける」ナント市の政策が反映されています。
ヴォワヤージュ・ア・ナントの今夏のテーマは「街のあちこち」。7月6日から9月8日まで続くこの鑑賞コースは、いくつかの樹木をピックアップして、造形作家たちが作品を木に設置して別の視点から眺められるようにしたり、以前からある造形作品のディテールアレンジによるサプライズがあったり、普段は足を踏み入れない小道を発見させてくれたり、市民がまず楽しめるように考えられています。