暖かかった2月上旬に比べ、最近は雨風で体感気温の低い日が続いていました。でも、春は近づいている模様。市内に多く植えられているマグノリアやスイレンが咲き始めています。
お濠で飼育されているベルイル種の羊は、いませんでした。
三角貿易で繁栄したナントですが、海洋性の温暖な気候で土地の起伏も少なく、極寒・酷暑が(当時は)なかったため、薬草園に植えるために国王の命令で船主たちが異国から船で運んできた植物がよく順応したそうです。北米から持ち込まれたマグノリアは、ナントを象徴する木となっています。
ブルターニュの最後の公爵だったフランソワII世がこのお城を立て始めた時は、マグノリアは存在しなかったということになります。