ナントの竜馬

10年前に、フランスと中国の国交回復50年を記念して造られた竜馬が、今年はナントに戻ってきました。いつもは巨大ゾウだけが闊歩している旧造船所跡地公園で10日間だけお披露目。子供連れファミリーももちろん、自撮りを楽しむ大人もたくさん。

守に迷い込んだ人間が、怪物に驚くような…絶妙だと思うのは、大型の竜なのに顔立ちが優しくて、思わず微笑みたくなるような作りです。周回コースは決まっているし、動きもゆっくりだし、周囲を見回す、煙を吐く&時々火を噴く、というパターンの繰り返しにも拘らず、30分以上も追いかけてみたくなるのは多分、この竜馬を見ながら伝説や遠い国に思いをはせるというか、想像力をかきたてられるからだと思います。

ひと時休憩する竜馬。50年前は造船産業に携わる人々が往来していたこの場所が、機械仕掛けのゾウや竜馬を囲んで休日を楽しむ人々でにぎわうとは、誰が想像したでしょうか。

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