先日、ナント市自然・庭園局(旧緑地環境局)の緑地空間促進企画報告に参加する機会がありました。ナント市は、フランスの他都市も似たり寄ったりのはずですが、本庁舎に市長室や市議の執務室、そして市民の窓口(戸籍課など)があり、市民の何らかの手続きなどに直接かかわることのない部署は市内のあちらこちらに点在しています。
自然・庭園局は、以前は社会福祉住宅が並び、やや治安の悪かった南口開発地区にいち早く移転しました。その後、職住接近を満たすビジネス&居住区として徐々に様変わりし、数年前の景観が思い出せないくらい開発が進んでいます。これは、ナント島の旧造船所跡地公園周辺も同様です。

左手側に、自然・庭園局の入り口があります。周辺には飲食店も増えています。

統一感を重要視するフランスにおいて、道沿いにちょっと不思議な住居が並んでいます。

前方に駅南口がありますが、夕方ということもあって人の往来が結構あります(写真ではよく分かりませんが)。まだ開発は未完です。

右手がナント駅舎。歩行者優先路整備が2年ほど前に完了しました。この辺りはタクシー乗り場で、一般車両も通行していました。今では左側にバス停留所&走行レーンを集約して、大型観光バス停留所やタクシー乗り場は駅前広場の周囲に分散しています。