
ナントで毎年発行される「ターブル・ド・ナント」は、ナント市&近郊にあるレストラン紹介ブックです。これは、他の格付けブックと違い、立候補したレストラン約250軒を、老若男女を混ぜた25名のボランティアが自費で評価して基準に合致したレストランを掲載しています。ボランティアはその道のエキスパートではなく、食べることが好きな人々。1軒のレストランをボランティアグループの異なるメンバーが年に2回訪れます。
掲載基準は、旬の食材、ノウハウ、ナントのワイン(ミュスカデの活用)、そしてサービス&コスパ。最終的には、ボランティア本人が「他人に勧めたいかどうか」で判断するそうです。掲載する写真は、必ず「客の入っていない店内の様子」です。
この企画の特徴は、掲載に漏れたレストランを、レベルアップするよう支援する体制が組まれていることです。
意外なことに、ミュスカデは国外輸出の方が多く、以前はあまりナント市民は飲んでいなかったそうですが、この「ターブル・ド・ナント」キャンペーンではミュスカデの提供が基準のひとつであるため、現在では掲載店舗では少なくとも1種のミュスカデが提供され、ナント市民も飲むようになったそうです。